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ケルン・ドイツ旅行記2017:ローマゲルマン博物館

2017.06.13 (Tue)

ケルン大聖堂以外、どこに行くかあまり考えていなかった私。とはいっても着いたばかりで色々探し回って時間をロスするのはもったいないので、大聖堂横にあるローマゲルマン博物館へ。

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ローマの植民地であったことが由来になっているケルン(Cologne)。暴君として名高いネロ皇帝の母親アグリッピの要望により、ローマの植民地コロニア・アグリピネンシス(Colonia Agrippinensis)になり、年を経てアグリッピの名前が消え、コロニアのみが残り現地名になったみたい。そのため、この周辺はローマ時代の遺跡が多く残っています。
IMG_6464ケルン・ドイツ2017  IMG_6475ケルン・ドイツ2017

そもそも博物館自体が3世紀頃の邸宅で、地下にあるディオニッソスのモザイクは見どころの一つ。室内というのもあると思いますが、モザイクの保存状態が素晴らしい。というか、このモザイクがどかせなくて最終的にはこれを中心に博物館が作られたようなので、立派に保存しないと罰があたるよね。と言いつつ・・・上からモザイクを見て、どこの温泉風呂???と思ってしまった私は、罰当たり以外の何者でもありません。
IMG_2956.jpg  高みから見る温泉風呂のようなモザイク

モザイクを見下ろすPobliciusとやらの祭壇を見ながら天井に近い窓を見あげると、目に入るケルン大聖堂の一部。なんかすごいところに博物館があるよな~。
IMG_2953.jpg  見えないけど窓の外はケルン大聖堂

青銅器時代、鉄器時代の矢じりみたいなものやらハウスウエアに始まり、ガラスの展示、石棺、墓石などの展示物は、目玉になる系だとそれなりの英語の説明がありますが、それ以外は単語レベル(どこの国に行ってもだいたいそんなものですけど)だったので、途中からは読むのが面倒になり見るだけに集中。言葉が分からない分、昔習った?と思われるあやふやな世界史を思い起こしたり、それを勝手につなげたり、あとは妄想したりしながら見学してました。まぁ、うん、妄想の部分が一番大きかったかも。父の葬儀からまだ2月しか経っていないこともあり、棺やお墓はやたらに気になりました。

館内地下の奥にはワークショップがあり、校外学習の小学生グループが何かをやってた、2階には総督の像・・・かな??首像が並び、ライン河畔の遺跡発掘の状況がハイテクに分かりやすく見られるようになってます。明るい2階は見るもの満載。
IMG_2955.jpg  館内はフラッシュなしなら、写真撮影可

ローマ遺跡はもちろんですが、ここではケルトの文化遺産も見ることができます。アイルランドやスコットランドやウエールズ、コンウオールのようにイギリスのある地域の民族や文化としてイメージの高いケルトですが、フランス、スペイン、ドイツ南部にも広がっていて、この博物館には装飾品などが飾られています。ケルトの金細工がとても華やかで美しい。下品に言えばキンキンギラギラ?私は昔から「エロイカより愛をこめて」という漫画が大好きなのですが、その中に出て来るケチな計理士ジェイムズ君がこれを見たら、よだれをたらしそう~とか、ジェイムズ君のご主人で美術品泥棒のエロイカこと伯爵が盗む気満々になりそう~とおたくなことを考えていたのでした。ちなみに上記に書いたフランス、スペイン、ドイツにもケルトが云々というのは、ウィキペディア大先生からではなく「エロイカより愛をこめて」から勉強しました。

館内でハイテクなのは一か所のみ。配置のバランスは悪くないし、広すぎず狭すぎずの場所にゆったりした展示だから見やすい。子供が輪になって座り込んで先生の話を聞いていたり、床に寝っ転がって写生していたり、こんな感じのゆるさや、その時代を想像できしやすい博館が私は好き。しつこいけど、ハイテクすぎるワルシャワのショパン博物館は頂けなさすぎる。

1階、地下、2階とまわり見学は終了。携帯とパスポート以外、ぜーんぶ荷物を預けて身軽な見物だったので、思った以上に博物館はリラックスして楽しめた。

私にとっては6ユーロ50セントの価値は十分あったかな。

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